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ツボの性質

あくまで私の感覚ですがツボには川の流れような本流と支流があるようです。本流は東洋医学で言うところの経絡であり支流はツボにあたると考えています。

支流であるツボから気を取り込み体内で消費された気のエネルギーが老廃物(邪気)となり排出されていると思われます。

その邪気を私は冷たいと感じているのだと思います。

ツボはやはり支流のような役割ですのであくまで表面的な部分に邪気(疲れ)が溜まっています。

支流の部分にだけ邪気(疲れ)が溜まっている方は1〜2回でその邪気を取り去る事が出来ます。ですので症状としては軽いと言えます。

問題は本流に溜まった疲れにあります。

ツボを指圧した際にツボの底のようなものを感じ取る事が出来ます。そのツボの底の先に本流があると思われます。

症状の酷い方の場合にはこの本流に邪気の大きな塊のような感覚を捉える事が出来ます。

そうした場合はまず支流の邪気を取り去り本流との流れを作り出す事が重要になります。すると数日経つにつれ本流の邪気の塊から少しづつ支流に流れ込むようになります。

この間は症状や痛みサインとして感じる事は出来ません。1回の治療で治ったのでは?と勘違いしてしまう程です。

支流へ流れ込んだ邪気がいっぱいになり皮膚の表面まで達した時に初めて痛みとして感じます。コップの水がいっぱいになり溢れる出る様なイメージです。

治療をする際はこの本流に溜まった疲れがどの位の時間をかけて上がって来るのかを予想しなければなりません。

何故なら支流に大量の邪気が溜まっていればそれだけ効率の良い治療が出来るからです。逆に言えば本流に溜まった邪気は取る事は出来ますが物凄く効率が悪いのです。

ですので患者様のその時のお身体の状態に合わせて2〜7日間程空けて治療を行っております。そうする事で効率良く最短の回数と日数で完治させる事が出来るという訳です。

ツボの性質についての私の見解でした。

冷たい感覚

私の手のひらに感じる冷たい感覚はいったい何なのか?

散々考えた挙げ句ようやく私なりの答えにたどり着きました。

東洋医学でいわれる『邪気』。簡単に言いますと解剖学、生理学的には存在しない疲れであるという事です。

冷たく感じる場所は東洋医学でいうツボに集中しておりました。その時初めてなんとなく見ていたツボの絵の意味がハッキリ分かりました。

改めてそのツボの絵の凄さに気付けた訳です。

全身にツボの数が360以上あると言われています。確かに360以上あるのです。実際はその2倍はあると思われます。それとツボ以外の筋肉や腱、特に付着部に溜まりやすい事が分かりました。

ツボの絵の凄さを実感し昔の人は身体の本質を知っていたんだなぁと感心させられました。

残念ながらこれだけ凄いツボの絵がありながら、当時の私は『ツボって健康になる為のスイッチみたいなものなのかなぁ』と深く考える事もありませんでした。

何を言いたいのかと言いますと昔の人は凄かったという事です。これだけ体系化され正確で普遍的なものをよく作りあげる事が出来たなぁと。

次回はツボの性質について書いていきたいと思います。

第六感マッサージの結果は?

第六感マッサージを半年間程続けていたある日、親指に冷たいものを感じる様になりました。最初のうちは『これは何なんだろう?』と良く理解出来ないでおりました。

しかし日が経つにつれこの冷たい感覚が身体の悪いものだったらと考え始めました。

とりあえず冷たく感じ場所を押してみる事にしました。すると身体の奥の方から冷たい空気みたいなものが上がって来るのが分かりました。

とても不思議な感覚でした。

この冷たい場所を冷たくなくなるまで押し続けたらどうなるのだろう?との考えが浮かびしつこく押してみる事にしました。

1ヶ所を何回も押すという考えは学校でも習っていませんし一般的な考え方ではありませんでした。

とにかく冷たくなくなるまで1ヶ所を50回位押し続けました。するとようやく冷たい感覚がなくなりました。

そこでお客様に聞いてみたところ『押した場所の痛みはなくなった』との事でした。

その時から冷たい感覚が何か悪いもので痛みや症状と関係するものではないかと考え始めました。

その後色々調べてみましたが同じような内容のものが見つかりませんでした。しょうがないので冷たい感覚だけを頼りに押し続ける事にしたところ、冷たい感覚がなくなると共に痛みや症状がなくなるという現実にたどり着きました。

第六感マッサージが功をそうしたのかは分かりませんが、とりあえずは冷たい感覚というものを手にする事が出来た訳です。

その後の私はこの冷たい感覚が何なのかと考える日々を送る事になります。

次回はこの『冷たい感覚』の私なりの答えを書いていきたいと思います。

私が疲れ感知判別出来るようになった訳

今から14年前の事になります。スーパー銭湯の中にあるブースでマッサージをしておりました。

働き始めた頃にお客様からよくこのような質問を頂きました。『左右どちらの肩が凝ってますか?』というものです。その当時働き始めた事もありその質問には自信を持って答えられずにいました。

それで色々なマッサージ師の方に聞いて回る事にしました。

『左右の肩の凝りの違いって分かりますか?』

この質問に帰って来た答え全て同じものでした。『硬くなってる方が凝ってる』

触ってみると分かりますが皆さんお一人お一人身体そのものの固さが違います。ですので左右の肩の硬さを何処を目安に合わせればいいのか私の中では曖昧で納得行くものではありませんでした。

『硬いから凝っている』

本当にそうなのだろうか?

この疑問から私は物質的な硬さという概念を捨てました。私達が持つ五感では本当の答えにはたどり着けないのではないかと。

とにかく自信を持ってお客様にお答えしたかったのです。答えを持っていない私は曖昧に逃げるしか方法がなく、それがとても恥ずかしく嫌でした。

そして考え出したのが第六感マッサージでした。

第六感マッサージというと何か仰々しく思われる方もいらっしゃると思いますが、簡単に言えば『何も考えずに押す』という事です。

押したいところを押したくなくなるまで押す。今まで習ってきたツボの位置も一切無視します。

その当時の私は『人類の眠っているであろう六感を呼び覚ます』という何の根拠もない自分勝手な論理で身体の本質に迫ろうとしておりました。

次回この続きを書いていきたいと思います。

その当時の私はどうかしていたんでしょうかねぇ〜。

疲れとの付き合い方

私の手のひらには身体に溜まった疲れを感じる取る能力があります。どのように感じるかと言いますと冷たい感覚と痛み感覚で感じ、その冷たさや痛みの質や量で判別しています。

その事から疲れと健康の関係性がハッキリと見えて来ました。

健康な方は当然ですが疲れはほとんど溜まっておりません。しかし痛みがある方のその部位には必ず疲れが溜まり込んでいます。

肩凝りの方にはやはり肩に疲れが溜まっております。

そして厄介なのが疲れはある程度の量が溜まらないと脳が痛みとして認識出来ないという事です。私の感覚ですが40%位の疲れからようやく脳が痛みとして認識します。

ですので35%位の疲れでは脳は痛みとして認識する事が出来ません。痛みが出た時点で疲れは40%を越えているという事になります。

コップの水が溢れるように急に痛みを感じ始めます。この痛みを初めて感じた時に対処するのが健康に過ごせる最大のポイントになります。

方法としまして具体的には無理をしないで休むという事です。簡単な事ですがこの方法が1番効率的です。

人の身体は寝ている時に疲れを排出するように出来ていますので、いつもより睡眠を多めに取る事で40%の疲れのラインを簡単に下げる事が出来ます。

痛みが出た時点で身体からの黄色信号と思って下さい。

疲れが溜まり痛みが続いてしまうと、ご自身の努力で40%以下のラインまで下げるのに相当の時間がかかってしまいます。

痛みが出たら早めの対処をオススメ致します。

身体からの痛みのサインを見逃さずに健康で快適な生活を送りましょう。

疲れと痛みの関係

皆さん痛みの原因は何だと思われますか?

筋肉の炎症、筋肉や腱の微細な損傷、老廃物の蓄積等、と一般的には言われております。

これまで様々な症状を治療してきましたが、そのほとんどがツボに溜まった『疲れ』である事が分かりました。

腱鞘炎を例にご説明致します。

腱鞘炎は文字通り腱の炎症から来るものと思われがちですが実際は違います。腱鞘炎もやはりその原因は腱と関節に溜まった疲れによるものです。

何故炎症していないかと言いますと、私共は腱鞘炎を指圧で治すからです。炎症した部分を指圧するという事は更に炎症を悪化させてしまうのではないかと思われますが…

実際は指圧だけで治ります。という事は炎症は起きてないという事になります。

私も最初の頃は炎症してるのでは?と思い恐る恐る治療しておりましたが、何度治療しても疲れを取り去る事で治って行く現実がありました。

それからというもの安心して指圧する事が出来るようになりました。

必ずしも痛みイコール炎症ではないという事です。

次回は痛みの原因となる疲れとの付き合い方を書いてみたいと思います。

ギックリ腰の対処方

ギックリ腰になられた方はやはり楽な体勢で安静にして頂く事が1番の近道です。ですが酷いギックリ腰の場合は少し動かしただけでも痛いですので、このような方は市販の痛み止めのお薬をオススメします。

痛みがあっても動ける方は受診して頂いてお医者さんから痛み止めをもらって下さい。やはり市販のお薬よりは効き目が違いますので。

痛み止めを飲むと痛みの半分は軽減されます。かなり違いますよね?その上で安静に努めて下さい。

少し動ける方は20〜30分程度の半身浴をして下さい。その後ゆっくりストレッチを行います。特に痛む方向へ行って下さい。

この際反応等はつけずに痛気持ち良い位のゆったりとしたストレッチをオススメします。痛みが徐々に抜けて稼働域が上がって来るのが分かると思います。

トイレ等への移動の際は市販の腰ベルトで腹圧を高めて頂くと比較的楽に移動出来ます。
結局ギックリ腰の痛みの元は邪気(疲れ)ですので、いかに邪気を排出させる事が出来るかがポイントになります。

ですので身体を温めて十分な睡眠を取る事で回復のスピードは格段に違ってきます。

ギックリ腰になってしまった場合は是非お試し下さい。

雪かきお疲れさまです

このところ降り積もった雪で皆さんご苦労されている事と思います。やはり雪かきは大変ですよね?私達もこの雪に悪戦苦闘しております。

そしてこの時期に多い症状がギックリ腰です。経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も20代の頃は1年に1〜2回はギックリ腰で悩まされていました。その度にレントゲンを撮ってもらったのですが、骨には異常なしでした。それが不思議だったのですが…

後に解る事なのですがギックリ腰になる方には共通しているものがあるという事です。

結論から言いますと極度の疲れが腰に溜まっているという事です。ですので疲れが溜まっていない方はギックリ腰になる事はありません。

ギックリ腰は基本的に3〜7日位で自然と治ります。寝ていれば勝手に治ってしまいます。ですので心配はいりません。

ですがお仕事等で休めない方にとってはこの3〜7日間はかなりお辛い状態が続いてしまいます。

私共の治療ではギックリ腰は1回で治す事が出来ます。腰に溜まった疲れを指圧する事で簡単に治ります。それも1点から3点のツボを押すだけです。

疲れはツボに溜まります。このツボを的確に指圧する事で治ってしまいます。解剖学的に考えるとそんな事は有り得ませんが、症状とツボに溜まった疲れの関係を診られるようになると不思議ではなくなります。

次回はギックリ腰になってしまった時の対処方やギックリ腰にならない為の方法等を書いていきたいと思います。

明けましておめでとうございます‼

2018-01-03

旧年中は大変お世話になりました。

今年も治療家として更に高みを目指して精進して参ります!

本年もよろしくお願い致します。

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